昨日パパと大げんかして、口きけなくて、
朝、パパが会社行くときもお互い無視。
長男が、「ママ、パパに行ってらっしゃいを言わないとダメだよ。」
と。
「ごめん、ママ、パパのこと嫌い。」
「僕はパパ大好きだよ」
ああ、悔しいけど、当たり前のことを、
率直に言える長男が眩しくて、
自分が恥ずかしかった。
私は、確実に長男から、精神面で支えてもらってることが多くて、
今日もらった園長先生からもらった手紙に、
長男のことをしっかり見抜いている表現があり、泣けた。
大人と話していても、明らかに友達みたいに沢山の話をしてくれる長男。
「人に壁をつくらない、社会性があり、それは生きる力になる、」と。
自分を褒められるより、何よりも嬉しくて、
社会性という、私にはない特性があること、とても誇りに感じて、本当に嬉しかった。
そして今日、コウノドリで見た、オランダへようこそという詩。
http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Mirai/9569/holland.html
ダウン症の子をもつ親の間で有名な詩とのこと。でも、自分の歩んできた人生にも重なる詩。
イタリアが良かったと、私も自分の境遇を嘆くばかりの人生だった。
イタリアを切望したからこその、掴み取った選択もあった。頑張ってフランスになったみたいな。
でも、その無理をした代償として、精神的にボロボロになりながらの人生だった。せっかくのフランスも楽しめない、地に足がつかない感じ。
でも後悔はない。若いときしか出来ない挑戦だったから。
今もイタリアを切望してる自分がいるのだけど、この詩を聞いて、オランダを受け入れる、そして楽しむ大人になりたい、と思えた。
私はもう40歳。
イタリアに行ける人を、笑顔で送り出し、帰ってきたら変な感情抜きに、沢山話を聞きたい。
私もオランダの魅力を伝える。
そんな、女性であり、母でありたい、
何か一つ乗り越えられた自分を実感した一日でした。