アラフォー2児のママが綴る、頭の中身赤裸々ブログ

アラフォー2児のママしてます。お金のことや育児のこと、おしゃれのこと、人付き合いのこと、なんでも赤裸々に書いてみます。読んでいただけるとうれしいです。

思考停止の危険

今、ちきりんさんのコンテンツに沢山触れる幸せな日々。

 

最初はウォーキングのお供にボイシー。

それにはまってプレミアムリスナーに課金。

 

そして、ブログ。

ちきりんの日記が、まあ、本当面白い。

何年も前に書かれた記事だけど、現代の私に、刺さりまくる。

 

そこから、ちきりんさんの著書を、

ケチだから悩んで悩んで、でもどうしても読みたくて、昨日、Kindleで爆買い!笑

 

そしたら、クレジットカードがいきなりロックかかっちゃった。日頃、ポンポン連続買いなんてしないから、不正アクセスとか思われたみたい。

 

今、いくつか読み進めてるけど、本当面白いし、腹にズシンと来る。

 

ずっと読みたかった「自分の意見で生きていこう」を読んでるけど、

マジで、私、意見をもたない何者でもない40代日本人だった。

 

反応しかしてない。

そりゃフォロワー増えないわ。

そして、意見言うの怖い。

これって、性格?それとも今までの習慣なんだろうか。

 

空気を読んで、話しを合わせて、丸くおさめる術みたいなものは、身についてる気がする。

魅力的じゃないよね。

友達できないわ、そりゃ。

 

 

思考停止期間が長いことが、人格形成にどれだけ影響するか、ヒシヒシと感じる。

私は本当手遅れだけど、いま、気づけてよかった。

 

親は恨んでないけど、

宗教2世のわたしに教えられていたことは、「考える前に祈れ」ということ。人生の困難は祈りが足りないからだ、と教えられていた。

 

完全に思考停止なんだよ、ほんと。

 

そんなわけない、そんなわけないんだけど、幼心に自分の親から毎日言われてたら、それを信じるよ。

 

でもね、今救われてるのは、その幼心でも、やっぱり考えるわけで、

「なんで他の宗教を邪宗と悪くいうのか」とか、「なぜクリスマスはうちにはないのか」とか、「世間からなぜうちの宗教は悪く言われるのか」とか、考えてて、でも、そんなこと考える自分を責めたりしたし、でも、他の家に生まれたかった、とも思ったことある。

 

だって、祈っていても母親と父親は死んでしまったもの。私は原因不明の腹痛がずっとあって、祈っても祈っても、幸せと思えない人生だった。

それって、考えることから逃げてるからだよね。

 

人生を生き抜くためには、自分の意思が必要で、宗教を選択するかは、個人の意志でなされるべきで、人に決められることではない。

 

 

こんなの「おかしいおかしい」と思っていた私の意見は間違いではなく、そう、考えていいんだってことに今、確信をもてて安心してる。

こういう気持ちを押し殺す環境は、やっぱり悪だよね。人間らしく生きられない。

親が信じていたものだから仕方ないけど、自分で選択させてほしかった。(たぶん宗教は選択しなかった)

 

 

今、宗教2世問題がニュースで取り上げられていて、なんだか自分も救われる気持ち。押し殺してた気持ちがわかってもらえる状況がどんなにありがたいかことか。少しずつ生きやすい世の中になってほしい。

 

 

今でも、今の母親から選挙のときにいれる政党とか、候補者の名前を電話で言ってくる。

私の意思は無視。

親との関係が悪くなりたくないから、「はいはい」って言ってるけど、内心ムカついてる。

 

 

だから、自分で考えていれたい人に投票してる。

 

 

そして、こんなこと(本人の意思を無視してこちらの意向を押し付けること)、自分の子供には絶対にしないと、固く誓う。

自分の意思で決めなさい、という経験を今から沢山させようと思う。

 

 

だって、私は自分の進路も決められず、親が薦める公務員を目指すけど、なりたくないし、なれないしで、

化学系大学だから化学メーカーを受けてなんとか決めたけど、大学もそうだけど、自分がやりたいことがずっとなくて、流れで全部決まった感じ。

 

 

なんか、ちょっと世間的にかっこいいのは、どっち、みたいな基準できめてる自分が恥ずかしい。

 

 

でも、言い訳させて。

両親死んで、今の母親は血が繋がってなくて、苦労かけまくって、ちょっとでも自慢できる大学とか、就職先に行って安心させたいという気持ちなんだよね。

わがままは、実の親でないから、やっぱり言えない。

 

 

だから、就職して金銭面で自由になったとき、やっと、自由になれたと思った。

 

でも、ずーっと思考停止期間が長くて、急に自分の意思とか、意見てもてた感じしない。

 

 

そんななかでも、仕事にプライドをもって取り組む自分がいて、仕事で自分を表現し、意見を言うから、認めてもらえる場面が増えて、やりがいがあった。

 

プライベートは全く、自己肯定感なくて、人に合わせてばかり。色々と怖かったし。

楽しめなかった。不満はあったけど、今までの人生のように我慢してた。

 

 

自由に考えて、自分を表現するってことが、いかに大事かが、今さらわかって辛いけど、

せめて子育てには間に合ってよかった。

 

生き抜く力を、子供にはつけてもらいたい。

その最大限の協力を、私はやっていきたい。

 

そして今後の人生は、まず、考えつくして、意見をアウトプットして、人格を表現する。

 

まだ、間に合う。

 

ありがとう、ちきりんさん。