私は守られて生きている。
ということ、とにかく、感謝しなくてはいけない。
ネット記事で満州の引き上げについて語っている人の記事を目にした。
そう言えば、もう亡くなった祖母が、満州での暮らしや引き上げの時の辛い経験を語ってくれたのを思い出す。
私の父がとても幼く、道中で何度も父を捨てようかと思ったと、涙ながらに語っていた。
極限の状態で、何を選択していたとしても、誰も何も責めなかったと思う。
でも、その中での選択があり、結果的に私は生まれることができた。
その後、両親は死んでしまったけど、
私は普通の生活をさせてもらえて、
進学、就職もして、結婚もできた。
そんな中で、ずっとある心の闇というか、
他力本願というか、怠け癖というか
なんなんだろうな。私。
常に普通のモチベーションが保てないという、
生まれもった性格が根底にある。
でも、やらなければいけないという、葛藤。
私は何がしたくて、何が欲しいんだろう。
とにかく、ほかの人より劣るのが、コンプレックスで、人並みの学校、恋愛、資格、就職、結婚、子供、家を得るために頑張った。
今、そのほとんどを手に入れ、人間関係だけが上手くできてない自分がいる。
父も苦しんでいた。
だから長男には人間関係に悩んでほしくない。
私に似てるから、次男よりもそう思う。
やはり、今は、子供の幸せのために生きることかな。
自分は、なんだか、もう、生きがいなんてない。毎日同じことの繰り返しが辛い。
何故こうなるのか。
やりたいことをやりたいんだと思う。
今の生活はやりたくないんだ。
多分。